2014年12月12日金曜日

細部まで考えていきます

1212()
本日も学生たちはデザイン室で制作です。
30分の1スケールの21_21 DESIGN SIGHT模型に展示台や椅子、パネル、バナーなどの什器を入れて、細部を表現します。



30分の1スケールだと、椅子がこの指先くらいのサイズになります。



このように什器を入れていくと、ついこの前までスカスカだった模型が




だんだんと、にぎやかになって




こんな風に空間が見えてくるようになりました。



そして、班によって特色も見えてきました。





このような案を検討するための模型をスタディ模型といいます。



スタディ模型を見ながらグループの人同士で検討します。


「ここの什器はこうしたいよね」
「でも、それだと大きすぎて、通路を人が通れないよ」
「じゃあ、この展示台とその展示台を入れ替えて…」



そして、また模型を壊して、直して…



 また、くっつけて…


模型上で、什器の大きさや位置を何度も何度も、試してみます。


そして、検討して分かった事を踏まえ、図面も描き直します。



さらに図面からCGも作っていきます。



特に模型では表せないさらに細かいところは、CGやスケッチで表現します。



課題の作品提出の16()まで、あと約3週間。
ただし冬休みを挟んでしまうため、大学で作業できるのはあと1週間程度です。
作品の完成度を上げる事を考えると、そろそろスタディ模型ではなく本番模型を作りたいところですが、案を良くするためにギリギリまで粘りたい気持ちもあり、焦りながらも検討を続けます。